福岡市では2024年3月27日から電動キックボードシェアサービス大手「LUUP」のサービスがスタートしました。よく聞く意見としては、「車のドライバー側から見ると超危険!」「あまりにもおかしいスピードで法改正が進んでいて、納得できない!」といった否定的な意見が目立ちます。しかし、好奇心には勝てません。社会の評判が悪いのは置いといて、私は実際に乗りました。
サービス初日の27日、早速利用しました。福岡市ではほとんど見かけたことは無かった電動キックボード。街に出ると、好奇の目で見られます。視線をかなり感じます。
本当はヘルメットをかぶるべきなんでしょうが、自分は無料キャンペーン期間しか利用しない予定なのでわざわざヘルメッドを買うのはしませんでした。今回は知ったのは、外環状道路。なんでそんな交通量の多いところを走ったのかとバッシングを喰らいそうですが、本当に用事があって尚且つそこは交通の便が悪いので利用しました。
利用方法
利用条件は16歳以上であること。あとは、クレジットカード登録、簡易的なテスト、免許証やマイナンバーなどの証明書の登録で利用できます。クレジットカードがない高校生などは、プリペイドカードの発行を勧めます。「Kyash」「バンドルカード」のヴァーチャルのものだったら、スマホさえあれば5分足らずで発行できます。
アプリを入れて登録完了したら、あとはスポットに行ってアプリでQRコードを読み取り機体のロックを解除して、乗り捨てるスポットを選んだらおしまいです。
アプリで行われる交通ルールテストだけでは不十分な気がします。ぜひ乗る際は自分でよく調べて乗るようにしてください。迷いが事故につながります。
感想①楽しい、便利
最高速度は20km/h。アクセルをひねるだけで、颯爽と駆け抜けていくのは気持ちい。意外とパワーがあって、多少の坂なら難なく登っていきます。手続きはアプリで簡単にでき、とてもスムーズです。運動神経ない人でも、多分簡単に乗れます。
感想②怖い
車道を走るのが原則なので、隣を車がビュンビュン通過して行きます。非常に怖い。
感想を踏まえた上でアドバイス
- 大通り、つまり交通量の多い道は極力避けましょう。
- 交通ルール絶対学習しましょう。
知らなかったでは済まされません。2段階右折とか知ってますか?
- ヘルメッドできるだけ被りましょう。
本音
結論から言うと僕はアンチ電動キックボードです。今回利用して分かったのは、電動キックボードは非常に便利だけどそれに全く法律が追い付いていないということです。そもそも道路交通法をまともに知らない人間が、のこのこと道路に出てきていいいのでしょうか。しかも免許なしで。免許なし、ノーヘル、交通量の多い道で利用を行った自分が言うのもあれですが、現状の法律は不十分だと思います。国土が狭い日本で、自転車専用、電動キックボード専用といった道を新たに設けるのはあまり現実的ではないからこそ、免許を義務付けるといった制限を加えるべきなのかもしれません。免許を義務付けることに、何か不都合な点があるのでしょうか。利権とかが関係しているのかな。